ITフリーランスの伴走者が語る、働き方の変化。コロナ前後で変わったこと、そこから見えた課題
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ITフリーランスの伴走者が語る、働き方の変化。コロナ前後で変わったこと、そこから見えた課題

WORKPLACE MAGAZINE

ITフリーランスと企業案件のマッチングを行う人材エージェントとして、ITフリーランスの働き方の支援をしている、ギークス株式会社さま。コロナ禍の影響により、ITフリーランスの働き方や働く場所にも大きな変化が生じました。

コロナ禍前後でどのように変わったのか、同社のITフリーランスの方々へのフォロー体制についてなど、IT人材事業本部 CS部 部長の増田さまにお話を伺いました。

ギークス株式会社
設立:2007年
事業内容:IT人材事業、ゲーム事業、x-Tech事業、Seed Tech事業
オフィス:東京都渋谷区渋谷2-24-12  渋谷スクランブルスクエア 39階(WeWork内)

ITフリーランスが働く場所に求めるものNo.1は「パフォーマンスを発揮できるか」

── まず、ITフリーランスはどんな働き方をしているのか教えてください!

増田さま:そもそも、ITフリーランスの方々は、参画する企業のオフィスに常駐して作業をしていることが多かったです。一部、ノマドワークをしている方もいらっしゃいましたが、常駐のニーズが圧倒的に強く、9割以上はそうだったと記憶しています。企業側にも「作業を頼む相手の顔が見える方がいい」という意識が間違いなくありました。

それがコロナ禍を機に、一気にリモートワークが主流になりました。現状では当社のサービスである「geechs job」を経由して案件に参画しているITフリーランスの方々の約8割がフルリモートワーク・あるいは出社とリモートのハイブリッドワークで働いています。

新型コロナウイルスの感染が広がり始めた頃は、フルリモートワークを余儀なくされた方が多かったのですが、最近では企業ごとに方針は様々です。フルリモートワークを継続する企業もあれば、コミュニケーションを促すために出社日を設けている企業もあります。ただ、コロナ禍がタイミングとなり、オフィス常駐しかできなかった時と違い、フリーランス側の働き方に選択肢が増えてきたのはポジティブなことではないかと捉えています。

IT人材の人手不足は企業側の大きな課題なので、今後もITフリーランスの方々への働き方の提案・工夫・改善が続いていくのではないかと思います。

── 企業が働き手のニーズに合わせて工夫しているのですね。ITフリーランスの方々は、働く場所に何を求めているのでしょうか?

増田さま:重要なのは「パフォーマンスを発揮できるかどうか」です。ITフリーランスの方々は自分のスキルを売りにしているので、自分に起因しない事由によってパフォーマンスに悪影響がでてしまうのは死活問題です。

コロナ禍によって、自分に合ったワークプレイスをいかに選択・用意できるか、ということが重要なスキルになったと思います。もともと、ほとんどのITフリーランスの方々はオフィス常駐で、場所を「選ぶ」必要がありませんでした。働き方が変化し、リモートワークを含めたさまざまなワークプレイスの選択肢が出てきたので、自分自身を理解できるかどうか、が大事になってきましたね。

当社に登録しているITフリーランスの方々にアンケートをとったところ、8割が「リモートワーク、あるいは出社とリモートワークのハイブリッドワークになって良かった」と感じていらっしゃるようでした。主な理由として、「移動のストレスが少ない」「家族や趣味に使える時間が増える」「出社するよりもパフォーマンスが上がる」などが挙げられました。オフィス常駐という当たり前が崩れて選択肢が広がったことは、多くのITフリーランスの方々にとって好ましい変化だったようです。

一方、リモートワークへの不満としては、一部の回答として「他者とのコミュニケーションがとりづらい」という声がありました。また、デスクやチェア等の作業環境についての言及などもありました。

今後も、コロナ禍に関係なく、各々が自分に合った働く環境を選べると良いですね。

「働く場所」=「自分らしくいられる場所」であってほしい

── 御社はITフリーランスの「伴走者」として様々なフォローをされているかと思いますが、コロナ禍において特に気をつけたことはありますか?

増田さま:メンタルヘルス面でのフォローに注力し、新しい工夫をいくつも試みました。というのも、コロナ禍以前は対面でのコミュニケーションが容易だったのですが、それが叶わなくなってしまったからです。

現在は、様々なコミュニケーションツールを活用し、細かいコミュニケーションの機会を増やしています。ITフリーランスの方々への連絡のスパンを短くし、業務的なやり取りだけではなく、雑談の時間なども意識的に確保しています。また、応じていただける限り、オンライン通話はなるべく相手の顔を見ながら行うことを心がけています。

ITフリーランスの方々は、作業環境によってストレスが溜まりやすくなることがあります。育児や介護との兼ね合い、孤独感との戦いなどもあります。今まで以上に、「話を聞く」「言葉の背景を想う」ことが当社のフォロー業務の大事な要素になっていると感じています。

他にも、働く環境づくりやヘルスケアなどをサポートする「フリノベ」という福利厚生サービスを提供しています。「フリーランス」という働き方を選択すると、社会的信用や自身の健康を「誰にも守られていない」と感じてしまうことがあるため、そういった面でも福利厚生サービスを役立ててもらえればと思っています。

── 最後に、ITフリーランスにとって「働く場所」とは何だと思いますか?

増田さま:ITフリーランスの働く場所は、「自分らしくいられる場所」であるべきだと思います。それが「フリーランス」という働き方を選んだ理由だとも思うので。

当社としても、一人ひとりが自分らしく働ける場所づくりができるように、あらゆるサポートを実施していきます。それはどんな時代であっても変わらない使命だと思っています。


ITフリーランスの「働く場所」について、様々な角度から話してくださったギークスの増田さま。今後もITフリーランスのフォローをすることで、「フリーランスという働き方」のイメージアップを促進し、活躍の場が増えるよう日々取り組んでいくと話されていました。

IT人材事業本部 CS部の増田さま(左)と広報の荒川さま(右)

さらなるご成長を楽しみにしています。この度はありがとうございました。

(執筆・写真:呂 翔華)


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