仲間の顔を思い浮かべてつくったオフィス。随所に散りばめられた工夫とは?
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仲間の顔を思い浮かべてつくったオフィス。随所に散りばめられた工夫とは?

ご実家が建設業をされていたという、ライトアーム株式会社の代表・妹尾さま。
新しいオフィスのデザインやレイアウトプランの作成も、ご自身で監修されたそうです。
紙の上での確認だけでなく現場での場当たりも入念に行い、何ヶ月もかけてプランを完成させたオフィスには、従業員を大切に想う気持ちが随所に表れていました。

妹尾 建二(せお けんじ)
ライトアーム株式会社代表。航空自衛隊に入隊後、IT業界にてシステムエンジニアへ転身。2016年に39歳でライトアーム株式会社を立ち上げる。
社名は「お客様の右腕と呼んでいただける企業を目指す」という想いから。

「ここで働きたい」を追求した新オフィス

93坪に対して34席というゆとりのある設計、かつ天井も抜かれていて開放感のあるライトアームさまのオフィス。
まずはその全貌をご紹介します。

■エントランス ―透明感とあたたかみを追求

エレベーターを降りてまず目に入ってくるのは、高級感がありながらも、どこかほっとするエントランス。取材時の10月はハロウィンの装飾がされていました。普段はあまり装飾をしていないそうなのですが、ハロウィンとクリスマスは特別なのだそうです。
来社された方への印象づけを意識すると同時に、外出から戻った従業員がほっとできるようなデザインになっています。
また、全面ガラス張りで風通しのよさを表現されています。
ディフューザーからも、どこか心を落ち着かせるような優しい香りがしました。

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エントランス

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落ち着きのあるソファー

■執務スペース ―シックで落ち着いた雰囲気

家具同士の間隔がゆったり広くとられており、天井も高く、開放感があります。
存在感のあるライブラリーには、ビジネス書、開発本、技術書などが並んでいます。

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執務スペース

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「たくさんの本でこの本棚を埋めたい」と妹尾さま

■会議スペース ―用途に応じた雰囲気づくり

会議スペースは社内に複数あり、それぞれ雰囲気も異なります。
話す内容によって、従業員が適切な場所を選べるようにしているとのこと。
たとえば、応接室は通常より毛並みの長いタイルカーペットを使い、重厚感を演出。
ミーティングの効果向上のため、情報を可視化するホワイトボードは必須です。

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重厚感のある応接室

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会議室

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風通しと機密性を両立する調光フィルム (ON)

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調光フィルム (OFF)

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コーポレートカラーのファミレスブース

■ラウンジスペース ―こだわりの設備

1on1のミーティングなど、気軽に使えるスペースです。
Web会議用の個人ブースには、調光もできる縦型のライトがついており、顔映りをよくしてくれます!
「こだわりでいれている」という昇降デスクは、座りっぱなしを防ぐという健康への配慮だけでなく、気分転換の促進も意識しているそうです。

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ラウンジスペース

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個人ブース

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昇降デスク

■カウンタースペース ―ランチや気分転換に

「みんなの憩いの場です」と妹尾さま。
ソファやカウンターバー、マッサージチェアも完備されています!
マッサージチェアは、デスクワークの疲れの解消や、仮眠でのリフレッシュに大活躍。
みなさまこちらでランチを食べたり、コーヒーを飲んだりして休憩をしています。
就業後はお酒を飲みながら楽しく過ごしているそうです。
お酒を飲まない方のために、美容ドリンクや健康ドリンクも完備。
ドリンクやお菓子は、専用アプリにて社内通貨を使って支払うことができます。

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カウンター

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マッサージチェア

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豊富なラインナップ

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​働くみんなのことを第一に考えたオフィスを

新オフィスに込めた想いについて、妹尾さまに伺いました。

── 新オフィスは、どんな想いでつくられたのですか?

とにかく社員のみんなの顔を思い浮かべて、どういうオフィスをつくったら喜んでもらえるか、を考えました。マッサージチェアや昇降デスクも、みんなとの会話から導入したものなんです。
「妹尾さん、あの時話したこと覚えててくれたんだ」と思ってもらえたら嬉しいですね。

── 以前のオフィスも、とても想いを込めてつくられたそうですね。

もし、もとから仲のいい人と働くのなら、オフィスは究極どんな空間でもいいのかもしれません。でも、私はゼロから人を採用をする必要があったので、「はじめまして」の人たちに創業したばかりの会社を選んでもらわないといけなかった。だから、オフィスにこだわりました。
オフィスは、会社にとって“舟”のようなものだと思うんです。たとえば、港にイカダと手こぎボートとクルーザーがあって、「俺と一緒に大海原にでないか」と複数人から誘われた時に、イカダを選ぶ人は少ないですよね。オフィスも同じで、見知らぬ会社に飛び込むのであれば、働く場所がある程度整っていた方が安心するはずです。
創業したばかりの頃は資金も限られていましたが、それでも可能な限りオフィスに投資をしました。そうしたら、ありがたい事に想定よりも多く優秀な方に入っていただけて、オフィスの大切さを改めて実感しましたね。

── 応募者のオフィスへの期待を汲まれたのですね。

そうですね。なぜその考えに至ったかというと、私、岐阜県出身なんですよ。ずっと東京のオシャレなオフィスにあこがれていたのですが、実際に東京に来てみると、オフィスをしっかりつくっている企業が少なくてがっかりしました。
私は一緒に働く人たちをがっかりさせたくないし、オフィスに投資することは絶対に採用につながると確信していました。なので、「とにかくオフィスだ」と思って力をいれましたね。

── 採用だけでなく、入社後のモチベーションにも良い効果が出ているんですよね。

従業員もやっぱり、来客があるたびにオフィスを褒めてもらえると、嬉しいと思うんですよね。自社のオフィスが誇らしく思えるというのは、働き続ける上でとても大切です。みんなこのオフィスが好きで、この環境で働き続けられるように頑張ってくれているのを感じます。
一方で、外から帰ってきたときにほっとできるような工夫もしているので、“第二の家”かのようにくつろいでいる従業員もいます(笑)。

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「出来上がったオフィスを見せた時、みんな本当に驚いていましたね」

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時間も費用も手間もかけて、優先順位高くオフィスづくりをされたという妹尾さま。ここをこうしたらよかった、というような後悔もまったくそうです。インタビューに同席した弊社47ホールディングス株式会社代表の阿久根も、「ライトアームさまのようにオフィスと向き合ってくれる会社を増やしたい」「オフィスづくりが採用の向上や離職率の低下に与えるインパクトをもっと周知したい」と話していました。

新オフィスでのさらなるご成長を楽しみにしています。この度はありがとうございました。

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(執筆:呂 翔華/写真:澤木 香織)

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