リモートワークが主流になった今こそ、自分たちらしさを伝える努力を
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リモートワークが主流になった今こそ、自分たちらしさを伝える努力を

WORKPLACE MAGAZINE

コロナでの緊急事態宣言を受け、リモートワークを導入されたというログリー株式会社さま。これを機に、と働き方の転換に踏み切ったそうです。リモートワークをする社員のために考えたという様々な取り組みについて、広報の桐本さまにお話を伺いました。

ログリー株式会社
設立:2006年
事業内容:メディアテクノロジー事業、アドテクノロジー事業、データマーケティング事業
オフィス:東京都渋谷区道玄坂1-16-3 渋谷センタープレイス 2階

クリアな印象のオフィス

現在は原則週2日、各チーム・グループごとにローテーション制で出社をしているという、同社のオフィス。エントランスの先には広々としたイベントスペースがありました。また、仕切りのほとんどがガラス張りで、風通しの良さを感じました。そんなオフィスの一部を写真でご紹介します。

エントランス
イベントスペースではeスポーツ事業「Adictor」での配信のリハーサルが行われていました
イベントスペースにある大きなひな壇
会議室
照明もオシャレです
会議室の扉には世界の地名が書かれています
リフレッシュコーナー
ソファスペース
執務室内には卓球台がありました
バーカウンター
手作りの屋台には福利厚生のおやつが

リモートワークが定着するにつれて、コミュニケーションの大切さをより実感

リモートワークをサポートする様々な取り組みについて、お話を伺いました。

── 緊急事態宣言を受けて、働き方が以前から大きく変わったと伺いました。どのような変化があったのですか?

桐本さま:私が広報に就任したのが2021年4月でコロナが流行り始めた後のため、リモートワークへの変遷については、客観・主観をまぜてお話できればと思います。

まず、まだ私が広報に就任する前の話ですが、1回目の緊急事態宣言の際は急ピッチで完全リモートへの転換を余儀なくされました。コロナ以前も条件付きでのリモートワークやフレックスタイムの制度自体はあったのですが、あまり使われていなかった印象です。急な働き方の変化に戸惑いながらも、総務メンバーを中心に迅速に対応いただき、なんとか完全リモートワークへの転換が進みました。

現在はリモートワークと出社のハイブリッドになっていて、2~3部署ごとにローテーション制で出社しています。

今ではリモートワークにも随分慣れ、毎月1万円の在宅勤務手当を使って、どんどんリモートワーク環境を整えているメンバーもいますよ。

── 急な働き方の変換、大変でしたね。リモートワークをするようになって、何か困ったことはありましたか?

桐本さま:コロナ禍1年目当初は、出社していた時と比べて社員同士のコミュニケーションが格段に減った、と感じていました。社内からも同様の声があがっていましたね。

そこで、総務メンバーを中心にコミュニケーション活性化のための施策がいくつか行われていました。

当時実行されたのは「オンラインランチ」。客観的に見ると、慣れているファシリテーターがいないとうまく回らなかったり、オンラインという特性上1人対数人という構図になりがちになったりと、本当の意味でのコミュニケーションは取れていなかったように思います。結局2回ほど実施して本施策は終了となりました。

また、コロナ禍第二波が落ち着いた2020年夏頃より、入社間もない方向けの「TGIF」という制度も生まれました。新卒の方や中途3ヶ月以内の方は基本的に金曜日を出社日とし、それぞれのメンター、およびシャッフルで1~2部署のメンバーも合わせて金曜日に出社、そして就業後に社内のバーカウンターで軽食を取りながら交流をするというものです。メンターはオンラインでも担当社員のケアをしていますが、リアルでの交流も促進できるよう、このようなルールがつくられたようです。ただ、だんだんメンバーが固定化するなどの課題が出てしまったので、こちらも約1年で終了となりました。

「他部署メンター」という制度もあります。部署内のメンターとは別に、他部署のメンバーを3ヶ月間つけています。そうすることで、業務の話だけではなく、キャリアについてやプライベートのことなども相談しやすくなると思っています。

部署が異なると、どうしても遠慮が生まれがちなので、他部署の人とコミュニケーションをとるハードルを払拭できれば、と思います。

こうした施策はトライアンドエラーの積み重ねだと思っているので、ひとつずつ試してみて、結果によっては中断したり形を変えるなど、試行錯誤しながら取り組んでいくべきものだと思っています。

── 桐本さまが広報就任後に、自発的に行われた社内コミュニケーション施策はどんなものがありますか?

桐本さま:2021年4月より広報に就任し、社内コミュニケーションについて考える機会が非常に多くなりました。

まずメンバー同士の人となりを知ってもらうことがやはり大切だと思い、LOGLYブログでのメンバーインタビューを強化しました。ブログは対外的な施策と思われがちですが、同じくらい対内的にも効果があると考えています。

たとえば、総会ではアワード授与があるのですが、表彰の場だけではなかなか深い背景などは伝わりきらないと感じていて。ブログのインタビューを通して、受賞に至った経緯や、その人がどういう目標をもって取り組んでいたのか、周りの声などをしっかり紹介しています。インタビューを読んで「◯◯さんってこういうひとなんだ」と思ってもらえたら嬉しいですね。

ちなみに、このブログは広報の私ひとりではなく、6人の「ログリアル」というチームを中心として制作しています。チーム内のやりとりも活発ですし、このブログをきっかけとしたコミュニケーションがたくさん生まれていて、嬉しく思います。

次に、社内報の発刊を行いました。プロフィールを深掘りするコーナーや、コロナ禍に新卒入社したメンバーにフォーカスをあてたページなども入れて、少しでも親しみやすくなったらと思いながら作成しました。発案から自分で行い、「ログリアル」のメンバーにも多大なる協力をいただいて実現できた企画なので、発刊できたときは嬉しかったです。

社内報
桐本さま「できるだけ個人をピックアップする内容にしています」

また、コミュニケーションの機会づくりにも取り組んでいます。コロナ前は、月1で「シャッフル交流会」という部署をまたいだメンバーでランチorディナーに行くという企画があったのですが、これを「未来会合」という名前に変えて再スタートしました。ネーミングを変えたのは、ただ交流を促すだけではなく、各々が自分と会社の未来について考える場にもしてほしいという思いからです。運営側としては、プライベートな話だけでなく業務に関わる話をしてもらえるよう、テーマを提示しています。

2021年12月に第一回を開催したのですが、その時のテーマは「業務やキャリアに関連のある質問」でした。雑談もしつつテーマに沿った話をしてもらう、というルールにしています。

コロナ流行後に入社したメンバーの中には、リアルな交流の場の雰囲気を知らない人もいます。アットホーム感はログリーの良いところの一つだと思っているので、メンバー同士が気兼ねなく話せる機会を増やして、オフラインの交流の良さを知ってほしいです。年代を問わず話すハードルが下がると、業務にも良い影響があるとも思っています。

そして、「未来会合」の第一回目を終えて、社内でアンケートを取ってみました。入社年数問わず多くの方から「オフラインでのコミュニケーションを取ることが出来てよかった」という声をいただきました。他には「オンラインメッセージを送るほどではない感謝や確認ができて良かった」、「人となりが知れて良かった」、「コミュニケーション不足ゆえにログリーの良さが伝わっていないのではと心配だったのでこういう機会があって良かった」といった感想がありました。まさにこのようなことを解決したいという思いから再始動したことだったので、改めて、「未来会合」を実施して良かったと思いましたね。今後も、まずは隔月ペースで行っていこうと思います。

── 少しずつリアルでのコミュニケーションも増えてきているのですね。

桐本さま:はい、オンラインでもコミュニケーションの工夫をしてきたからこそ、「リアルには敵わない」と感じている部分も多いです。最近では全社で集まる機会も増やしています。2021年は総会をオフライン開催できましたし、年末年始は納会と新年会を2年ぶりに復活させました。

とはいえ、コロナについてはまだまだ予断を許さない状況ではあるので、「リアル」に固執しない施策も増やしていかなければならないとも考えています。

たとえば最近だと、社長の考えや思いを発信する「社長ラジオ」をはじめました。役職柄距離が遠い社長という存在はオンラインになるとますます遠のいてしまう可能性があるため、「なにを思い、なにを考えているのか」という部分を少しでも伝えることができたら、と思っています。

隔週でお昼に30分、社長をゲスト、広報の私をパーソナリティとして、社長を深掘りするというものです。Zoomで生配信しつつ、アーカイブとして音声ファイルをGoogle Driveにアップロードしてリアルタイムで聞くことができなかった方にも聞いていただけるようにしています。

── 最後に、今後の展望について教えてください。

桐本さま:今は、良い意味での「ラフなコミュニケーション」が少なくなってしまっているので、そういった機会を増やせる工夫をさらに続けたいですね。オンライン・オフライン関係なく、常に最良のコミュニケーションを取れる状態になるためのベースを整えることが広報の仕事のひとつだと考えています。

同僚と対面で会った時、ちょっとした会話から生まれる一体感やイノベーションは、今後のログリーにとって欠かせないと改めて思っています。


リモートワークをしたことによって「対面で会う大切さ」を非常に感じている、と話された桐本さま。同社は従業員の皆さんの仕事ぶり(丁寧さやスピード感)が魅力だそうで、取引先から“人のログリー”と言ってもらうことが多いのだとか。そういった従業員の「姿勢」や「雰囲気」に表れるカルチャーも、オンラインに偏りすぎると見えづらくなってしまうのでは、と危惧されていました。

リモートワークの良さも大切にしつつ、リアルな場でしか生まれない価値も高めていきたい、とおっしゃっていました。

さらなるご成長を楽しみにしています。この度はありがとうございました。

(執筆:呂 翔華/写真:澤木 香織、一部写真:ログリーさまご提供)



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